語学力ゼロアラサー女子がイタリアへ嫁ぐ日記

語学力ゼロの妊婦がイタリア田舎ライフを記録するブログです。 気まぐれで更新します、よろしくお願いします。

イタリアで妊婦健診

4月半ばにイタリアに来て早3ヶ月半。。。

ここまで引越し、結婚、結婚式、日本側への婚姻申請、ペルメッソ・ディ・ソッジョルノ(滞在許可証)、カルタ・ディ・デンティタ(身分証明書)、テッセラ・サニタリア(健康保険証)、運転免許証の書き換えを、体が動くうちに!と一気に終わらせました!!

気づけば生産期まで3週間切ってる…。

 

ペルメッソ・ディ・ソッジョルノ(滞在許可証)をまず発行してもらわないと、カルタ・ディ・デンティタ(身分証明書)、テッセラ・サニタリア(健康保険証)、諸々何も申請できないわけなんだけど、このペルメッソ・ディ・ソッジョルノが大変厄介でした!!!

できることなら、もうやりたくない!

でもこれ5年ごとの更新なんだってね、、、

5年後までにイタリア語話せるようになってあの戦場で戦えるのかしら。本当に心配。

 

 

さて、本題に入ります!

 

  • イタリア1回目の健診

(といってもエコー検査だけ…)6月7日/26週目 (7ヶ月)。

この時はまだ健康保険証もできてなかったのでプライベートのクリニックへ。

プライベートは高いと聞いていたけどエコー検査だけで80€。

隣町の綺麗な総合病院。おそらく婦人科はあるけど産婦人科はないであろう。

女の先生で丁寧にエコーを見てくれました。

心臓の音、頭、お腹の大きさ、骨、臓器がきちんとできているかの確認まで計20分くらいはエコーやってくれてたかな?とても感じのいい先生でした。

性別もここに来てやっと判定!

 

お尻の影もまともに見れないエコー写真を見せられて女の子よ!!と断言されました。笑

それからイタリアの健診でびっくりしたのが、毎月トキソプラズマの検査が必須なこと。

 

日本ではあまり馴染みのないトキソプラズマ。

加熱処理の不十分な肉を食べたり土や猫のうんちから感染する寄生虫血症で、これが母体にかかると胎児の脳に影響が出てしまう、、、

これには早期発見が大事で、抗生物質を飲めば大丈夫よって先生から伝えられました。

生ハムやカルパッチョを食べる文化の国だからか、確かにこの国には必要な検査かもしれない!

イタリアは自分の庭に畑を持ってる人が多くて自分で栽培した野菜をよく食べます。

うちも畑で野菜栽培してるし、そこで猫を何回も目撃してる。

猫のウンチからの感染もありえますね。

 

「日本て寿司とか刺身とか生物たくさん食べる大国なのになぜトキソプラズマテストが必須じゃないの!?」って逆に驚かれた。

 

  • イタリア2回目の健診

7月12日/31週 (8ヶ月目)

この頃にはテッセラ・サニタリア(健康保険証)が出来上がっていたので公立の有名な総合病院へ。

「イタリアは帝王切開がものすごく多いから、女医の方が気持ちわかってくれていいよ」と旦那のおばさんに紹介してもらいました。

公立病院なら出産費ゼロ!って聞いていたけど、その無料と言われる予約を取ろうとすると、予約が1ヶ月先。

問い合わせると有料でよければ近々で先生の予約を取れます!とのこと。。

結局90€だして近々に予約を取る。(プライベートより検査代高い。赤ちゃんの為だ!と払う。)

 

待ち時間はほぼなし。

診察室に呼ばれると、まず色々聞かれる。

これまでの経緯を話す、いつ日本に来たのか〜、日本でやった検査の結果、日本の病院からの紹介状、前回のプライベートの病院の紹介状、全て言われるがまま出したけど、ちょっと見ただけでオッケー!!って言われる。

私:ん?本当か?(ここで不信感マックス)

 

先生:何か質問ある〜?

私:実は2日前と昨日で少量の出血があって、これは何か検査した方がいいですか?

先生:よくあるよ!水いっぱい飲んで!

(そして一緒に来てた旦那に話しかける)旦那さんイタリア人?

なんてイケメンなのー!

旦那:(笑う)

私:(出血が心配できたんですけど。。。)

 

私:それから、いきなり舌に白い口内炎みたいなのができたんです。

ビタミン剤変えた方がいいのか、それとも疲れとかから来てるんですかね?

先生:それは分からないからホームドクターのところで聞いてみて!

じゃぁ診察台乗って〜!

私:・・・。

 

エコー診察もかなりグイグイ押されて痛い。

洋服はジェルだらけでビショビショ。

先生:性別は聞いた?

私:前回女の子って言われました。

先生:そうねー!確かに女だわ!(特にエコーモニターも何も見せてくれない)

うん!異常なし!おわりー!

 

診察室を出た後、私の頭から湯気が出てたみたいで旦那が機嫌取るのに大変でした。

しかし、私の怒りは治まらず。

先生を変えたいと旦那に伝えるも、こんなもんだよっと説得される。

イタリアでの出産が不安になりました。

 

  • イタリア3回目の健診

7月23日/32週 (9ヶ月目)

前回の先生で予約が取れなかった為、別の先生で予約。 

今回の来院は、保健所で血液検査をしてきたからその結果をカルテに残してもらう為。

ランダムで決まった先生だったけど男の先生で本当にいい人だった!!

私イタリア語話せないのにちゃんと目を見て握手してくれて、好感の持てる先生。

 

先生:じゃ、今までのカルテ出してー!

私:これこれ、それからこれです。

先生:身長、体重、それから日本の検査結果も出して。

私&旦那:??前回の先生に全部見せましたけどカルテない?

先生:何も記録ないよ(笑)

私:え?あの先生何してたの?

先生:まぁ先生によるから。体重、血圧の管理、胎動カウントと運動30分毎日するようにしてね!

私:うう、やっと私信頼できる先生に出会えた!

 

診察室出た後、旦那と話してこの先生に今後お願いすることにしました。

前回の先生本当にありえなかった。

 

ちなみにイタリアは日本みたいに診察台がカーテンで仕切られてるなんてことはありません。

そこで下着を脱いでそのまま診察台に乗ります。

先生にあそこを触られてるのも旦那に丸見えです。

健診に同行してもらうなら恥じらいは捨てた方がよさそう。

 

これから何回も検査やらで病院通わないといけないみたい。

ただでさえイタリア語わからないのに専門用語はもっと無理!

はぁどうなることやら。

 

続く。