語学力ゼロアラサー女子がイタリアへ嫁ぐ日記

語学力ゼロの妊婦がイタリア田舎ライフを記録するブログです。 気まぐれで更新します、よろしくお願いします。

出産ストーリー

39週4日目。

落ち込んで帰ってきた日の夜中のこと。

 

3:00AM トイレで起きる。そこから全然寝付けない。

4:30AM 体の中の風船が針で刺された感覚がする。破水。部屋中水浸し。

旦那起こす。(←テンパって家中駆け回ってた。笑)

とりあえずバスタオル巻いて病院へ向かう。

 

5:00AM 救急外来の入り口から入る。前日と同じ車椅子が用意される。

私は意外と冷静。旦那は看護師さんから落ち着けと言われてた。笑

 

5:20AM ドクターと診察(担当ドクター不在のため別のドクター。)

今までのカルテをすべて出すように言われる。

イタリアは紙カルテをすべて自分で管理するから、

こーいう緊急事態でも自分で分厚いカルテを持っていかなくちゃいけない。

しかも先生が違うとなると一から説明、、緊急事態なのに心配になった。

 

5:40AM 個別分娩室の中でB群容血性連鎖球菌の点滴(以下GBS点滴)開始。

8:00AM GBS点滴2回目

10:30AM 子宮口2㎝。膣から促進剤ジェル。陣痛がゆっくり始まる。

1:00PM 軽食

2:00PM GBS点滴3回目

3:00PM 点滴促進剤。陣痛強まる。

4:30PM 子宮口6㎝。陣痛の痛みに耐えられなくて無痛の麻酔希望の旨を伝える、背中に麻酔が入る。GBS点滴4回目。

7:00PM 子宮口7㎝。

8:00PM 赤ちゃんの心拍が不安定になる。促進剤ストップ、陣痛止まる。

9:00PM 心拍の状態変わらず、ドクター判断で帝王切開になる。

9:21PM 帝王切開手術で赤ちゃん誕生。

 

破水から始まった私の出産。

痛いフルコース経験しました。

 

運良く旦那が休みの日だったからつきっきりで横にいてくれたので言葉の心配は半減できた。助かった。

事前に出産に必要そうなイタリア語は覚えてったつもりだったけど、破水したら全部抜けてしまった。笑

言葉が全くわからない中で同意書にサインして、そのままオペ室に連れて行かれる時めちゃくちゃ怖かった。

でも先生も看護師さんも本当にみんなよくしてくれて、オペ中もずっと手を握っててくれたから安心できました。

ここで産んでよかった!と思った。

 

オペ後、私の処理が終わると別室へ運ばれる。

そこには旦那がいて、腕の中には赤ちゃんが、、!

看護師さんが「おっぱいあげたい?」って聞いてきてくれて、赤ちゃんに母乳をあげました。

自分の体の変化と出てきて数分なのにご飯を食べようとする生命力に感動する。

 

本当に無事生まれてきてくれてよかった。