語学力ゼロアラサー女子がイタリアへ嫁ぐ日記

語学力ゼロの妊婦がイタリア田舎ライフを記録するブログです。 気まぐれで更新します、よろしくお願いします。

赤ちゃんの1ヶ月健診

出産入院中に病院側からA4サイズの分厚いファイルが渡されました。

これが日本でいう母子手帳。

これから受ける健診でドクターが記入する記録用紙、予防接種の記録、子の変化などを記録していきます。

 

イタリアでは生まれてから14歳になるまでは小児科の決まった先生にかかります。

希望していた先生は掛け持ってる子どもが多すぎてお願いできなかったので、ランダムで当たった女の先生になりました。

 

電話で1ヶ月健診の予約をして、病院へ。

病院といっても古いレンガの建物。

診察室は2階なのにエレベーターが壊れて結局階段を登るハメに。

ベビーカーで来てる人たち本当に大変そうだった。

なぜならイタリアは1階にベビーカーを置いておくと盗まれる可能性があるからです。

日本人の感覚は捨てなきゃいけないですね。

 

時間になり、診察室に入る。

身長、体重、頭囲の測定、原始反射がきちんとあるかの確認などを主にやりました。

産後3ヶ月の期間に骨盤のエコーが義務付けられてるとのことで、保険適応で検査が受けらる紙を渡されました。

この病院でエコー検査受けられないのか?と聞くと、「ここではできないからエコー検査できる病院自分で探して行って!」と謎な回答。

また別の病院行くの?本当に医療システム謎。

イタリア人でも難しいんじゃないのかな。

 

うちの子どもの担当医はイタリア人。

小児科の先生だけど特に子供が好きといった仕草はなく、仕事をテキパキこなすような冷たさが感じられる人でした。

近所の人に聞くとやっぱり評判があまり良くない先生なので、先生を変えるように医療事務局にお願いしてきました。

何もスムーズに行かない、それがイタリア。

赤ちゃんの名前

イタリアでは赤ちゃんの名前は産前につけます。

日本では生まれた後に顔を見て決めるって人もいるでしょう!

名前は基本的に男は「o」で終わり、女は「a」で終わる名前が多いです。

先祖様(祖父母や、曽祖父母の名前)の名前を子につけることも多いそう。 

 

 病院から赤ちゃんが生まれる前に書類を渡されて、産前に赤ちゃんの名前を記入させられます。

産後すぐに出生証明書が発行され、旦那に渡されます。

旦那は1週間以内に市役所へ行って出生の届けを出します。

 

そして生まれたての赤ちゃんは、ベッドに名前の紙を貼られてママの部屋へ運ばれてきます。

 

 

妊婦期間中も外を散歩してるだけで、そこらへんの人からひっきりなしに声がかかり

「男か、女か!?名前は!?いつ生まれるんだ!?」と聞かれまくります。笑

他人の子の名前を聞いたところで何ができるんだろうか。笑

でもイタリア人はいつもニコニコ、おめでとーと言いたいだけなんです。

日本じゃ考えられないですね。

さすがポジティブ大国イタリア!

産後の入院

21:21に赤ちゃんが生まれたから、私が病室に入ったのは23時過ぎ。

イタリア人の同世代の人と二人部屋。

私の病院は24時間赤ちゃんと同室でした。

 

看護婦さんから「今日は赤ちゃんも疲れてるから明日また連れてくるわ、あなたもゆっくり寝なさい。赤ちゃんは新生児室に連れて行くわね」と言われる。

よく眠れるかと思いきや、相部屋の人の赤ちゃんが夜中泣き叫んでて一睡もできない。

相部屋ママも新米ママなのか、赤ちゃんあやすのに一杯一杯といった感じ。

驚いたのがオムツ替えする時も部屋にある流し台で赤ちゃんのお尻をジャバジャバ洗ってる!!赤ちゃん大泣き!!

これがイタリア育児の普通なの!?

大丈夫かな、ちょっと怖い。

 

入院1日目

私は帝王切開での出産だったから右腕には麻酔点滴、左腕には生理食塩水の点滴がまだつけられていて、尿道カテーテルもついたままの状態。

 

6:30AM 看護婦さんが赤ちゃんを運んでくる。「おっぱいで泣いてるよー!」って。

我が子に久しぶりに会えてまたもや感動のうるうる。

(病院はおっぱいの飲ませ方、どのくらいの間隔であげたほうがいいのか、何も教えてくれない。)

 

7:30AM 朝ごはん。

こっちの病院の朝食はビスケットとコーヒーor紅茶のみ。

コーヒー飲みたい!って言ったけど「術後翌日はコーヒーダメ!」と強面おばちゃん看護師に激甘紅茶を出される。

 

 

8:30AM ママの産後健診。

看護師さんが部屋まできてくれてママの体のチェックをする。

両腕に点滴が付いてるし、麻酔で下半身が動かないから麻酔だけ外して欲しいと伝える。

赤ちゃんの世話ができないと訴えても許可おりず、このまま。

 

10:00AM 面会時間が始まる。

親戚、相部屋ママの親戚、友達がひっきりなしで出入りする。

休めない、つらい。笑

 

12:00PM 昼食

f:id:jasmik:20181028000308j:plainコンソメスープ(小さいパスタが入ってる)、マッシュポテト、パン、チーズ、蒸しりんご

 

↓ グーグルから引っ張ってきた日本の産婦人科の昼食。

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日本て本当に素晴らしい。

食べたい。

 

2:00PM 赤ちゃんの健診

小児科の看護婦さんが部屋まで回ってみにきてくれる。

 

6:00PM 夕食(ランチと同じようなメニュー)

8:00PM 面会時間終わり

11:00PM 寝てると看護婦さんが起こしに来て、赤ちゃんを連れて新生児室に来るように言われる。

この時間に赤ちゃんの体重測定。

 

両腕に点滴ついていて赤ちゃん世話ができない状態でも、一人で立てなくても赤ちゃんを新生児室には連れて行ってもらえません。笑

オムツ替えで泣いているのかな?赤ちゃんを抱っこしたいな、と思った時は毎回ナースコール押してました。

 

入院2日目

1日目と同じスケジュール。

今日の昼食→パサパサのリゾット、鶏ささみのステーキ、マッシュポテト、グリッシーニ、梨のすりおろし。

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少しグレードアップした?笑

美味くもなく、不味くもなく、、、完食ならず。

 

2日目にして、赤ちゃんの眠っている時間が長くて(起こしても起きない。自然にお腹空いたら泣くだろうと待っていた)、母乳を飲まない時間が8時間を超える。。

健診で回ってきた看護師さんに伝えると、びっくりされて新生児室に早急に行くように言われる。

新生児室にいくとそこにいた助産師さんに「今すぐ赤ちゃん起こして!」って言われて、くすぐって起こすけど全く起きない。

助産師さんも必死に起こすけど、起きない。。。

「赤ちゃんがお腹すいたって自分で起きるまで待ってみて!」って部屋に返される。笑

結局それから2時間後にお腹すいて起きたけど、私みたいな無知な新米ママだったらこういうの全然気づかないよ。

基礎中の基礎くらいは教えてくれー!!

相部屋の人が赤ちゃんのお尻をじゃぶじゃぶ洗っちゃうわけだ。。。

 

入院3日目

スケジュール変わらず。

昼食→サラダ、ほうれん草のキッシュ(めちゃ塩っぱい)、パスタ、クラッカー、蒸しりんご。

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またグレードアップした?というか量が増えたのか。

不味くて半分以上残した。

 

入院3日目にしてやっと先生許可が降りて、点滴と尿道カテーテルが外される。

ラクになった。担当ドクターがわざわざ部屋まできてくれて明日退院していいからねって言いにきた。

帝王切開で3泊で退院て、、、

他の人のブログで入院期間が短いと見てはいたものの、帝王切開でも短かった!!

でもご飯不味いし、育児の方法教えてくれないし、夜も相部屋で眠れないから、家で安静にしますって気持ちだった。

 

入院4日目(退院)

午前中に看護師さんが回ってきてママの産後健診、赤ちゃんの健診を終わらせる。

書類をいくつか渡されて、書類にサインして別部屋に来てって言われる。

そこでは赤ちゃんの最終健康チェックがありました。(目の瞳孔、自立歩行反射、鼻呼吸が正常か、などの確認)

その後、ママの体の最終チェック。悪露の確認やら、術後の傷チェック。

イタリアではほとんどが溶ける糸を使っているので、抜糸の来院はいらないそう。

40日後に産後のチェックで一度来院するように言われる。

 

旦那が病院に到着、退院の手続きを済ませて帰宅。

退院もあっさりでした。退院証明のような紙にサインして、新生児室に提出するだけ。

病院は費用がかからないからお会計もなし。

タダなら不味い食事も、世話の仕方教えないのもしょうがないか、といった感想です。笑

無痛分娩の麻酔代も、帝王切開の手術も、日本で受けてたらいくらになっていたんだろう!?と後々思いました。

 

まぁ無事退院できたからよし!!

帰ってきてからの義母が作ってくれたパスタが美味しくて美味しくて。。。

帰ってきてよかったー!!

出産ストーリー

39週4日目。

落ち込んで帰ってきた日の夜中のこと。

 

3:00AM トイレで起きる。そこから全然寝付けない。

4:30AM 体の中の風船が針で刺された感覚がする。破水。部屋中水浸し。

旦那起こす。(←テンパって家中駆け回ってた。笑)

とりあえずバスタオル巻いて病院へ向かう。

 

5:00AM 救急外来の入り口から入る。前日と同じ車椅子が用意される。

私は意外と冷静。旦那は看護師さんから落ち着けと言われてた。笑

 

5:20AM ドクターと診察(担当ドクター不在のため別のドクター。)

今までのカルテをすべて出すように言われる。

イタリアは紙カルテをすべて自分で管理するから、

こーいう緊急事態でも自分で分厚いカルテを持っていかなくちゃいけない。

しかも先生が違うとなると一から説明、、緊急事態なのに心配になった。

 

5:40AM 個別分娩室の中でB群容血性連鎖球菌の点滴(以下GBS点滴)開始。

8:00AM GBS点滴2回目

10:30AM 子宮口2㎝。膣から促進剤ジェル。陣痛がゆっくり始まる。

1:00PM 軽食

2:00PM GBS点滴3回目

3:00PM 点滴促進剤。陣痛強まる。

4:30PM 子宮口6㎝。陣痛の痛みに耐えられなくて無痛の麻酔希望の旨を伝える、背中に麻酔が入る。GBS点滴4回目。

7:00PM 子宮口7㎝。

8:00PM 赤ちゃんの心拍が不安定になる。促進剤ストップ、陣痛止まる。

9:00PM 心拍の状態変わらず、ドクター判断で帝王切開になる。

9:21PM 帝王切開手術で赤ちゃん誕生。

 

破水から始まった私の出産。

痛いフルコース経験しました。

 

運良く旦那が休みの日だったからつきっきりで横にいてくれたので言葉の心配は半減できた。助かった。

事前に出産に必要そうなイタリア語は覚えてったつもりだったけど、破水したら全部抜けてしまった。笑

言葉が全くわからない中で同意書にサインして、そのままオペ室に連れて行かれる時めちゃくちゃ怖かった。

でも先生も看護師さんも本当にみんなよくしてくれて、オペ中もずっと手を握っててくれたから安心できました。

ここで産んでよかった!と思った。

 

オペ後、私の処理が終わると別室へ運ばれる。

そこには旦那がいて、腕の中には赤ちゃんが、、!

看護師さんが「おっぱいあげたい?」って聞いてきてくれて、赤ちゃんに母乳をあげました。

自分の体の変化と出てきて数分なのにご飯を食べようとする生命力に感動する。

 

本当に無事生まれてきてくれてよかった。

 

 

出産の予兆

39週3日目。

出産の予兆なのか、朝血圧が151/94になる。

血圧が140/90を越えたら病院に来るように言われていたので、とりあえずドクターにメールしてみる。

「念のため病院に来て。」と返事。

旦那は焦って会社に電話「嫁を病院へ送っていくので午前中は仕事休みます!」

私は呑気に「このまま入院かー。」と思ってシャワーを浴びる。

入院セットを持って病院へ。

 

 

救急の入り口から病院の中へ。

全然なんともないのに車椅子に乗せられて産婦人科の病棟へ連れていかれる。

診察室へついて内診。(担当ドクターはいなかったので別のドクター。)

私「血圧があがったので念のため来ました。血圧が高くなった以外は特に変わりありません。」

先生「うーん、今は血圧下がってるしなぁ。エコーでも赤ちゃんまだ出てくる気配ないよ。赤ちゃんの心音確認してみましょう。」

 

別室に移動して機械をお腹に付けられ、赤ちゃんの心音を聞く。

心音確認すること約3時間。

陣痛全然始まる予兆なし、心拍も安定している。

 

先生「血圧も下がってるし、今のところは問題ないから今日のところはとりあえず帰って。」

 

待ちくたびれた旦那と泣く泣く帰宅。

この日は赤ちゃんに会えませんでした。

 

イタリアで妊婦健診2

  • 麻酔の説明(35週5日目)

私が産む公立病院では出産方法が選べました。

自然分娩、水中分娩、立位分娩、無痛分娩。

出産にビビっていた私は無痛分娩を強く希望!!

お隣の国フランスではほとんどの妊婦さんが無痛分娩を選ぶんだとか。

イタリアではまだ20%くらいの人しか希望しないらしい。

 

無痛分娩を希望する人は予め病院で説明を受け、既往歴・アレルギーがあるかないかを先生と話す必要がありました。

自然分娩を希望している人でも痛みに耐えられない人もいるから同意書はサインしたほうがいいわよ!って病院側から言われました。

ドクター判断で麻酔が使える妊婦さんであれば同意書にサイン、そして当日を迎えます。

 

  • イタリア5回目の健診(37週0日目)

担当医との出産前最後の健診。

エコー検査、子宮口のチェック問題なし。

胎動カウントを続けること、散歩やスクワットなどの運動を1日30分習慣づけることと先生に言われました。

無痛分娩希望してますって言ったら、「本当に無痛でいいのか!?」ってなんども聞かれました。

そこまで聞かれると逆に怖い。笑

 

  • 最終検査(38週0日目)

担当医との健診はなし。

38週以降の妊婦さんは予約を取って最終検査をします。

血液検査、GBS(B群溶血性連鎖球菌)の検査、心電図の検査、婦人科の看護師さんと問診して終了。

看護師さんとの問診では「たとえGBSの結果が+だったとしても、出産当日に点滴をすれば大丈夫だから何も心配ないわよ。無痛麻酔は痛みが我慢できなくなった時に、麻酔打ってー!って言えば麻酔打つからね。」ってウインクされる。

 

あとは陣痛くるのを待つのみ。

 

 

  • 血液検査、GBS検査の結果をもらいに行く(39週2日目)

検査結果をもらいに病院へ。

なぜかオンラインで結果を見れる項目と、直接取りに行かなきゃいけない項目と分かれている。

実に面倒くさい。

それに39週で最終検査の結果が出るって遅すぎない?笑

もう生まれちゃってる人いるでしょう!!

 

そしてGBS検査の結果が+でした。

その日の夜に旦那にドクターにメールしてもらう。

次の日の朝に「薬局でこの薬を買って使いなさい」と返事が来る。

でも使用期間7日間って。。。だから生まれちゃうでしょう!!笑

 

薬を使い切るまで生まれてこないことを願いつつ、薬局で薬を取り寄せてもらって言われた通り使い始めました。

イタリアで妊婦健診

4月半ばにイタリアに来て早3ヶ月半。。。

ここまで引越し、結婚、結婚式、日本側への婚姻申請、ペルメッソ・ディ・ソッジョルノ(滞在許可証)、カルタ・ディ・デンティタ(身分証明書)、テッセラ・サニタリア(健康保険証)、運転免許証の書き換えを、体が動くうちに!と一気に終わらせました!!

気づけば生産期まで3週間切ってる…。

 

ペルメッソ・ディ・ソッジョルノ(滞在許可証)をまず発行してもらわないと、カルタ・ディ・デンティタ(身分証明書)、テッセラ・サニタリア(健康保険証)、諸々何も申請できないわけなんだけど、このペルメッソ・ディ・ソッジョルノが大変厄介でした!!!

できることなら、もうやりたくない!

でもこれ5年ごとの更新なんだってね、、、

5年後までにイタリア語話せるようになってあの戦場で戦えるのかしら。本当に心配。

 

 

さて、本題に入ります!

 

  • イタリア1回目の健診

(といってもエコー検査だけ…)6月7日/26週目 (7ヶ月)。

この時はまだ健康保険証もできてなかったのでプライベートのクリニックへ。

プライベートは高いと聞いていたけどエコー検査だけで80€。

隣町の綺麗な総合病院。おそらく婦人科はあるけど産婦人科はないであろう。

女の先生で丁寧にエコーを見てくれました。

心臓の音、頭、お腹の大きさ、骨、臓器がきちんとできているかの確認まで計20分くらいはエコーやってくれてたかな?とても感じのいい先生でした。

性別もここに来てやっと判定!

 

お尻の影もまともに見れないエコー写真を見せられて女の子よ!!と断言されました。笑

それからイタリアの健診でびっくりしたのが、毎月トキソプラズマの検査が必須なこと。

 

日本ではあまり馴染みのないトキソプラズマ。

加熱処理の不十分な肉を食べたり土や猫のうんちから感染する寄生虫血症で、これが母体にかかると胎児の脳に影響が出てしまう、、、

これには早期発見が大事で、抗生物質を飲めば大丈夫よって先生から伝えられました。

生ハムやカルパッチョを食べる文化の国だからか、確かにこの国には必要な検査かもしれない!

イタリアは自分の庭に畑を持ってる人が多くて自分で栽培した野菜をよく食べます。

うちも畑で野菜栽培してるし、そこで猫を何回も目撃してる。

猫のウンチからの感染もありえますね。

 

「日本て寿司とか刺身とか生物たくさん食べる大国なのになぜトキソプラズマテストが必須じゃないの!?」って逆に驚かれた。

 

  • イタリア2回目の健診

7月12日/31週 (8ヶ月目)

この頃にはテッセラ・サニタリア(健康保険証)が出来上がっていたので公立の有名な総合病院へ。

「イタリアは帝王切開がものすごく多いから、女医の方が気持ちわかってくれていいよ」と旦那のおばさんに紹介してもらいました。

公立病院なら出産費ゼロ!って聞いていたけど、その無料と言われる予約を取ろうとすると、予約が1ヶ月先。

問い合わせると有料でよければ近々で先生の予約を取れます!とのこと。。

結局90€だして近々に予約を取る。(プライベートより検査代高い。赤ちゃんの為だ!と払う。)

 

待ち時間はほぼなし。

診察室に呼ばれると、まず色々聞かれる。

これまでの経緯を話す、いつ日本に来たのか〜、日本でやった検査の結果、日本の病院からの紹介状、前回のプライベートの病院の紹介状、全て言われるがまま出したけど、ちょっと見ただけでオッケー!!って言われる。

私:ん?本当か?(ここで不信感マックス)

 

先生:何か質問ある〜?

私:実は2日前と昨日で少量の出血があって、これは何か検査した方がいいですか?

先生:よくあるよ!水いっぱい飲んで!

(そして一緒に来てた旦那に話しかける)旦那さんイタリア人?

なんてイケメンなのー!

旦那:(笑う)

私:(出血が心配できたんですけど。。。)

 

私:それから、いきなり舌に白い口内炎みたいなのができたんです。

ビタミン剤変えた方がいいのか、それとも疲れとかから来てるんですかね?

先生:それは分からないからホームドクターのところで聞いてみて!

じゃぁ診察台乗って〜!

私:・・・。

 

エコー診察もかなりグイグイ押されて痛い。

洋服はジェルだらけでビショビショ。

先生:性別は聞いた?

私:前回女の子って言われました。

先生:そうねー!確かに女だわ!(特にエコーモニターも何も見せてくれない)

うん!異常なし!おわりー!

 

診察室を出た後、私の頭から湯気が出てたみたいで旦那が機嫌取るのに大変でした。

しかし、私の怒りは治まらず。

先生を変えたいと旦那に伝えるも、こんなもんだよっと説得される。

イタリアでの出産が不安になりました。

 

  • イタリア3回目の健診

7月23日/32週 (9ヶ月目)

前回の先生で予約が取れなかった為、別の先生で予約。 

今回の来院は、保健所で血液検査をしてきたからその結果をカルテに残してもらう為。

ランダムで決まった先生だったけど男の先生で本当にいい人だった!!

私イタリア語話せないのにちゃんと目を見て握手してくれて、好感の持てる先生。

 

先生:じゃ、今までのカルテ出してー!

私:これこれ、それからこれです。

先生:身長、体重、それから日本の検査結果も出して。

私&旦那:??前回の先生に全部見せましたけどカルテない?

先生:何も記録ないよ(笑)

私:え?あの先生何してたの?

先生:まぁ先生によるから。体重、血圧の管理、胎動カウントと運動30分毎日するようにしてね!

私:うう、やっと私信頼できる先生に出会えた!

 

診察室出た後、旦那と話してこの先生に今後お願いすることにしました。

前回の先生本当にありえなかった。

 

ちなみにイタリアは日本みたいに診察台がカーテンで仕切られてるなんてことはありません。

そこで下着を脱いでそのまま診察台に乗ります。

先生にあそこを触られてるのも旦那に丸見えです。

健診に同行してもらうなら恥じらいは捨てた方がよさそう。

 

これから何回も検査やらで病院通わないといけないみたい。

ただでさえイタリア語わからないのに専門用語はもっと無理!

はぁどうなることやら。

 

続く。