語学力ゼロアラサー女子がイタリアへ嫁ぐ日記

語学力ゼロの妊婦がイタリア田舎ライフを記録するブログです。 気まぐれで更新します、よろしくお願いします。

結婚までの手続き

Ciao!

babyも22週に入りました!

夜中によく動くから眠りが浅くてよく起こされる。

生またら夜中ちゃんと寝てねー!と祈るばかり。

 
 

さて、私たちの入籍日は3週間後ですが、ここまでの流れを記録します。

※市によって少しずつやり方が違うので、入籍前に市に問い合わせしてみてくださいね。

 

 

 Dichiarazione di Ospitalità(滞在申請)

まずはイタリア到着して48時間以内に市役所に行きます。
私の場合しばらく彼の実家に滞在しますが、私がここに住んでいるよという滞在申請が必要です。
48時間を経過して申請すると310ユーロの罰金なんだとか。
 
しかし私たちはそんなこと知る余地もなく平平と72時間後に市役所に行きました。
当たり前のように受付の人に「罰金だぞ?知らないのか?」と怒られる。
遠くで事務処理してるおばさんが彼のママと友達とかで罰金免除?してもらえました。
イタリアはコネが大事とよく聞くけれど、その通りだと到着3日目で実感。笑
 
 

 Nulla osta(結婚具備証明書)

そして次は在ミラノ日本国総領事館へNulla ostaいわゆる独身証明を取りに行きます。

 
※私の住んでる場所はミラノから高速1時間くらい走らせたところにあり、車もないし何回も行けません。
そこで領事館に予め電話し相談したところ、「予約制だけど午前中にきてくれれば昼過ぎに書類渡せますよ!」となんとも親切な回答が!
 
さっそく予約をして午前中に訪問。
必要な書類は
  • 申請書 1通(領事館備え付け)
  • 戸籍謄本(全部事項証明)1通(3ヵ月以内に発行されたもの)
  • 申請者本人を確認できる公の書類(パスポートまたは運転免許証など写真つきの身分証明書)
  • 結婚を予定している相手の方の氏名がわかる公の書類(パスポートまたは身分証明書などの写し)

これだけ…?と不安になりましたがこれだけでできちゃいました。

午前中に受付へ上記の書類を提出、午後に取りにきてくださいねと言われ15時頃再訪問。

書類作成代金10ユーロ。

 

  Provincia  Legalizzazione(Nulla ostaの認証)

県庁へ行き、領事館で発行してもらったNulla ostaの認証をしてもらいます。

必要なもの

  • Nulla osta原本
  • 収入印紙(Marca da bollo)

この収入印紙は街中にあるTabacchi屋(タバコ屋)さんで購入します。

16ユーロ。

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  いよいよ結婚の申請です!

結婚する市役所に行きます。

ここで必ず必要となってくるのはイタリア語を通訳してくれる代理人!

代理人がいないと申請できません。通訳した人のサインも必要になります。

一緒に同行してもらいます。

 

申請に必要な書類は

  • 認証を受けたNulla Osta(結婚具備証明書)

  • 本人のパスポート
  • 婚約者の身分証明書

  •  婚約者の出生証明書

  • 収入印紙(Marca da bollo)16ユーロ

  • 通訳した人のサイン

おもしろいことにイタリアは結婚後に財産を一緒にするか、分けておくか決めます。

それもここで聞かれ、書類が作成されます。

特に問題なければサイン。

 

無事手続き完了後、8日間、市の掲示板に公示(Pubblicazione)がされます。

私の市では市役所のホームページにも載るんだとか。

ここで私たちの結婚に反対する人が名乗り出れば結婚は延期になります。

彼の元カノとかが掲示板見て結婚反対って言ったら結婚できないってわけ。

なんとも面白い制度、クリスチャンの国ならではなのかな。

※これは市によって14日だったり変わるそうなので要確認。

 

 

 結婚の予約

イタリアはおもしろいことに結婚は予約制です。
Pubblicazioneが無事に終わったら結婚したい日の予約を入れます。
基本的には双方のどちらかの都市で平日に役所婚をするのであれば費用はかかりません。
土日にどうしても結婚したい!って人は土日に開けてくれる市役所を探します。
役所によって違いますが、週末役所の部屋を借りるだけで私たちは800ユーロかかりましたw
高いし、手続きや説明がかなり面倒なのでこだわりない方は平日婚をお勧めします。
 
 
ざっと説明しましたがこんな感じです。
あとは結婚する日を待つだけ。
ちなみに、イタリアはクリスチャン同士なら教会で夢のような結婚式をあげれますが、双方どちらかの宗教が違うと教会であげれません。
宗教が違う国際カップルの多くはレストラン会場を貸し切ってパーティーするのが主流のようです。